pree kruai
Hand to hand
昔から伝わる民族の手しごと、山の暮らしの中で使われていた手紡ぎコットンや、天然染めを用いたクロス、タオル、ブランケット、ショールなどを作っています。コットンやリネン素材でシンプルなお洋服作りもします。実際にその村を訪れ、手しごとを通して暮らしを知るワークショップを行っています。
カレンの村の暮らしを知る腰織りと天然染のワークショップ
手しごとの体験を通して、ここでの日常にある暮らしを体感し、知ることができます。
「糸車(チャルカ)をつかって自ら紡ぎ、織り、着る。村の暮らしを守ること。多くの国民が幸せになるには、自立した生活をすることがまず重要である」〜ガンジーの言葉。
参加される方によって、ここの場所の景色や、時間の流れが違います。それはその人それぞれがもつ波動のようなものが混ざり合って、生み出されていくような空間があるからなんだと思います。
その空間で、思考ではなくて、こころでかんじる大切な時間をお過ごしください。
村の収入源として、今でも続くカレンの伝統時の作業、自然との関わりや暮らし方、、これらを通して、ものつくりや暮らしを創造する楽しさ、喜びへのきっかけになればいいなと思います。
行程
7:30~8:00
宿泊先から出発
10:00~
カレン族の家族の家に到着
10:30
腰織りの糸選び、経糸作り
シンプルで原始的な織り機を使います。
経糸作りから、行います。織り柄はあらかじめ決めていますが、ご自分で決めるオリジナルの織り柄でも構いません。
*ご希望の方には腰織りセット別途料金で販売しています。
12:00~
山のごはんで昼食
小さなかまどでつくる家庭の昼食
家庭菜園で採れる菜っ葉料理、旬な山の幸、季節のくだものなど、その日に採れた素材をシンプルに味付けしたここでしか味わえない優しい昼食をご用意します。
13:00
天然染ワーク
山にある自然素材を使って実際に一色染めや
絞り染めを行います。
染色は、藍染の青色、黒檀染めの茶色、カングォ(タイの植物)の種染オレンジです。
ご自分で染めたいものを、おひとりおひとつお持ちください。着古した、そうでない新品のお気に入りのもの、ショール、ブランケット、これからなにかお作りになる前の布の状態などなど、、布の素材はなんでも構いません。素材によって色の入り方も違って楽しめると思います。また数枚染めたい場合はご相談下さい。
腰織りワーク
腰織りは、カレン族の先生に助けてもらいながら作業を行います。横幅30㎝長さ2mほどの布が出来上がりお持ち帰りいただけます。この際にお使いいただく糸は手紡ぎ綿ではありません。
16:00~
作業を終えて記念撮影
18:00~19:00
宿泊先に到着
その他のワーク
カレン族の家庭料理を一緒に作ります
村に滞在して、暮らしはもちろんのこと、腰織り、天然染の他、流動的に日々行われる作業や手しごとを実際に学ぶことができます。腰織りのことや、染めのこと、手縫い作業など、もっとじっくり学びたい方がいらしたらご相談下さい。
どのワークも体で覚えて欲しいという思いから、テキスト、マニュアルなどは準備していません。
参加者の声
チェンマイには何度も訪れていますがチェンマイの本当の空、山、空気、人々と出会えたような気がしました。言葉も分からない私を家族同然に迎え入れて下さり同じ釜のご飯、おかずをつつき合って食べた時は家族の一員になれたようなあたたかな気持ちになりました。染め、織り、紡ぎのワークショップはどれも生活に密着していて日本の忘れかけた大切な事を思い出させて頂いた素晴らしい機会になりました。お母さんと約束したとおり、必ずまた行きたいと思っています!
emiさんより
チェンマイから約二時間、車に揺られ着いたところは、土の道路に木の電柱、それに掛かる数本の電線。素地のままの材木で出来た高床式住居、床の下には豚の親子、鶏。数十年前にタイムスリップしたかのような景色が、目に飛び込んできました。そして、織り機の糸掛けに織り体験。不器用で物覚えの悪い私には(当時、タイ語もほとんど出来ず)それはそれはとても難しく、教えてくれている方に申し訳ないほどでした。染体験も、藍の入っている壺に素手を入れる勇気はなく(正直、一週間も真っ青に染まったままの手で生活するのが嫌だった。)作業の様子をただ見ているだけでしたが、今となれば折角の機会、思い切って手を入れてみればよかったと、少々後悔しています。染まった生地は天日に干すことで、みるみるうちに濃く、鮮やかな色となり、命が吹き込まれていくようにも感じました。藍と黒檀に染まった布が風になびき、青い空に映えていた様子が印象深く心に残っています。
Miyokoさんより
村でのシンプルな暮らしを味わってください。どこかなつかしいような、自分の中に眠っていたものが目覚めていく感じがするかもしれません。